鶏肉を食べる前に水で洗うことは危険である、という認識があることをご存知でしょうか。
この話は、アメリカの研究者による実験データに基づいています。
というのも生の状態の鶏肉には、カンピロバクター・サルモネラ・ウェルシュ菌などといった食中毒のもととなる細菌が付着しています。
そこで生の状態の鶏肉を水で洗うとどうなるのかというと、鶏肉に触れた水が流し台のシンク内に飛散して、全体的に汚れが拡散してしまうのです。
つまり、一見すると綺麗なように見えるシンク内は細菌によって汚染されている可能性が高くなり、知らずに触れてしまうことで食中毒菌を広げることに繋がります。
また、鶏肉を洗ったところで肉に付着している細菌は洗い流されておらず、意味が無いことも分かっています。