ステーキ、焼き肉、ローストビーフ・・・高級肉の代表であり、様々な料理に用いられる牛肉。
おいしそうな霜降り和牛を想像するだけでもよだれが出そうですが、そんな牛肉を食べることがタブーとされている国や宗教があります。
まず有名なのはインドやネパールに多数存在しているヒンズー教徒です。
ヒンズー教では基本的には肉全般が避けられる傾向にありますが、中でも牛は神聖な動物として崇拝の対象であるため、食べることは禁忌とされています。
また、アジア・アフリカ・北アフリカに多いイスラム教徒はコーランで豚肉が禁じられているため食べないことで有名ですが、牛肉に関しても宗教で定められた適切な処置を施されていなければ食することができません。
その他にも厳格な仏教徒やキリスト教、台湾の年配者にも牛肉を食べない人々が存在します。