鹿肉は、水分量やタンパク質の含有量は牛肉や鶏肉と大差がなく、部位ごとの違いもない高タンパク低カロリーのヘルシーな肉です。
鹿肉は、体の数十倍の荷重がかかる後脚の「太もも外側」のカロリーが高く、続いて前脚や首を引き上げて俊敏な動きを可能にする筋肉「背中のロース」のカロリーが高くなっています。
背中のロースは、後ろ足並みに重要な働きをする前脚と同程度のカロリーがありますが、前脚や後脚に比べて脂質が半分程度と鶏肉に近く女性には嬉しい鉄分の含有量が多い部位です。
内ロースは、鹿肉の中でも脂質やカロリーが少ない部位ですが、旨味成分とされるグルタミン酸の含有量が他の部位の倍?数倍と非常に美味しい部位とされています。